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公開日/2026.5.22
社内ヘルプデスク・問い合わせ効率化

社内FAQの作り方|作成手順・運用改善まで完全ガイド

社内FAQの作り方|作成手順・運用改善まで完全ガイド

社内FAQの作り方|作成手順・運用改善まで完全ガイド

社内FAQを作る前に知っておくべきこと

社内FAQの作成でよくある失敗は、「とりあえず思いつく質問を全部書き出す」アプローチです。数百件のFAQを一気に作成しても、実際に使われるのはその一部だけ。しかも作成に膨大な工数がかかり、メンテナンスも追いつかなくなります。

効果的な社内FAQづくりの鉄則は、「少なく始めて、データに基づいて増やす」ことです。まず件数の多い問い合わせトップ20に絞ってFAQを作成し、利用データを分析しながら徐々に拡充していくアプローチが成功への近道です。

作成の5ステップ

ステップ1:問い合わせデータを棚卸しする

過去1〜3ヶ月の問い合わせ内容を集計し、頻出する質問をカテゴリ別にリストアップします。メール、チャット、口頭での問い合わせも含めて網羅的に収集しましょう。

ステップ2:優先度をつけてトップ20を選定する

件数が多い質問から優先的にFAQ化します。上位20件のFAQで全体の40〜60%の問い合わせをカバーできるケースが多いです。

ステップ3:Q&Aを作成する

質問文は、社員が実際に使う言葉で書きます。専門用語ではなく口語的な表現を含めることがポイントです。回答文は「結論→手順→補足」の構成で、簡潔にまとめます。

テンプレートの例として、質問には「〇〇するにはどうすればいいですか?」という形式を使い、回答では最初に結論(「△△システムから申請できます」)を述べ、次に手順を番号付きで記載し、最後に補足(注意点・関連FAQ・問い合わせ先)を添えます。

ステップ4:公開場所と導線を設計する

FAQの「中身」と同じくらい重要なのが「どこに置くか」です。社内ポータルのトップページ、TeamsやSlackのチャネル内、問い合わせフォームの手前など、社員の目に自然に触れる場所に設置します。

ステップ5:運用ルールを決める

FAQ作成は一度で終わりではありません。月次でのレビュー・更新ルールを決めておきます。「新しいシステム導入時は必ずFAQを追加する」「業務変更があったら関連FAQを即日更新する」といったトリガーを明確にしましょう。

FAQ作成の時間を大幅に短縮する方法

2026年現在、FAQ作成の工数を劇的に削減する方法があります。AIヘルプデスクの「FAQ自動生成機能」の活用です。

有人対応の対話ログをAIが分析し、「この質問は頻出だがFAQに登録されていない」と判断した内容をFAQ候補として自動提案します。担当者は提案されたFAQを確認・承認するだけで、ナレッジベースが拡充されます。

また、社内のSharePointやGoogle Drive上のドキュメントをAIに読み込ませることで、ドキュメントの内容をベースにしたFAQを自動生成することも可能です。

よくあるFAQ作成の失敗と対策

失敗パターン1は、専門用語だらけで社員に伝わらないFAQです。対策として、実際の問い合わせで使われている言葉をそのまま質問文に使いましょう。

失敗パターン2は、回答が長すぎて読まれないFAQです。回答は200文字以内を目安にし、詳細な手順はリンク先のマニュアルに誘導します。

失敗パターン3は、更新されず古い情報が残っているFAQです。四半期に1回の棚卸しルールを設定し、古いFAQの更新・削除を定期的に行います。

まとめ

社内FAQの作り方は、データ棚卸し→優先度付け→Q&A作成→導線設計→運用ルール設定の5ステップで進めます。「少なく始めて、データに基づいて増やす」が鉄則です。AIのFAQ自動生成機能を活用すれば、作成の工数を大幅に削減しながら、使うほど充実するFAQを実現できます。

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